2026-03-31 v0

早いものでここくは法人化して第8期目が終わろうとしています。
写真は2015年の麦畑、まだ法人にもなっていない頃。

この機会にざっと振り返ってみました。

2012年末から畑を借り始めて6年後の2018年に法人化。

第2期、スタッフを雇うようになるまでの約7年間は1人で全てやっていました。

第3期は加工場を改装。みそ・醤油に加えて菓子製造・惣菜製造も取得。終わりには1000万のクラファンに挑戦してみなさんのおかげで達成。もうあれから5年も経つみたいです。

第4期に農地所有適格法人として融資を受けることができ、倉庫など莫大な設備投資をします。

…そして第5期、危うく倒産しかけました。
経営者としてまったくど素人だったからに他ありません。この頃にはスタッフも3人〜4人になっていました。

第6期の半ばで発酵スイーツ研究所が誕生。

第7期は設備投資を最小限にして、毎月の研究発表でスイーツの開発を進めました。

第8期は満を持しての新商品3つをリリース。再び大きな投資を受けて、現在はあらたな塩釜を製作中。スタッフは現在5名です。

こんなふうに経営や数字のことを話すと「ここくのイメージと違う」と言われることがあります。私も最初は想いだけではじめましたから、その気持ちはとてもよくわかります。

…でも数字をやらないと会社なんて簡単に潰れるということを私は身をもって知ることができました。ここだけの話、1千万クラファンが達成する恐ろしさといったらありません。

あれから経営や会計の勉強を沢山しました。

慣れないうちは自分がお金のためにやっている気持ちになり、「俺はこんなことしたいんじゃない!」と嫌気がさすこともありましたが、分かってくるとそれは一種の事務仕事でしかなく、車を運転するぐらいのこと。

まだまだ勉強中ですが、怖い思いもして随分成長したなと思います。

ただ、そうして身につけた感覚は一般的ではないので、経営者はいつも孤独。それでもやるのは信念があるから。みなさんの「おいしい」にキチンと応えたいし、それを子供たちにも伝えていきたいんです。

明日からはじまる第9期。

一昨年より進めている塩の生産力強化を最大の課題として取り組みます。ここを通り過ぎたらようやく一つの形になる気がするんです。

10年後20年後も見据えながら、一歩ずつ確実に、楽しく進めていきます。今後のここくにどうぞご期待ください。

来季もどうぞ宜しくお願い致します。

2026-03-30 v0

手前味噌を作りましょう。

麹の甘い匂いを感じて、やわらかな塩を舐めながら
手塩にかけて混ぜていく。
ちょっと味見したりしながら、美味しくなあれと
思いを詰め込んで、二ヶ月寝かせて見守って
できあがった時の香りや味。
単なる味覚だけではないおいしさがあります。
自分で仕込んだ手前味噌ならではのおいしさを
みんなで楽しみましょう。

講師は原料となる大豆、麦の種まきからしているここく。
塩も船で沖に出て海水を汲むところからしています。

味噌について、塩について、麦について、種について。

とっても身近なのに、知らないことがたくさんあります。

味噌の話はもちろんのこと、麦や塩の話まで聞くことができる、内容の濃い味噌造り教室。 終わってからも時間の許す限り質疑応答は自由です。 わいわい楽しく、みんなで手前味噌を仕込みましょう。

・在来種の麦味噌 2.5キロ持ち帰り
・塩まで全て自家製の安心原料
・麦・大豆は自然栽培の在来種
・味噌・麦・塩に詳しくなれる座学

日時
2026年4月13日(月)
13:00 - 15:30

場所
米いち @yone.ichi
〒892-0852 鹿児島県鹿児島市下竜尾町5−31

参加費
5,000円(税込) 定員10名

お申し込みフォーム、その他詳しくは
ここく @cococujpのWebサイトから

2026-03-30 v0

新しい塩釜はようやくここまで来ました。

土地探しからはじまり、行政書士さんにお願いして建築許可をとり、設計図を作り、見積もりを取り、融資を受けて工事がはじまるまでに一年。つくり始めたら早いものです。

とはいえ、ここからが本番。ここに石を積み、窯を据えて建屋を建てるところまで。一応4月以内に終わらせる予定です。

これまでの窯は登り窯でしたが、薪の節約よりも時間短縮が大事とわかり、二つの窯をつくります。薪をくべる時に這いつくばるのが大変なので、堀をつくってもらいました。

これまでの苦労の蓄積が解消されるような夢の塩釜。完成したらお披露目会を企画しようと思います。

#沖の潮

2026-03-10 v0

すでにご存知の方も多いと思いますが、ONE OK ROCKのタカさんプロデュースによる表参道の15/eOrganic(フィフティーン・オーガニック)さんとのコラボ商品、あわせ味噌を昨年からリリースしています。

有機栽培も基本的にNGで、自然栽培のものだけを取り揃えているたぶん一番厳しい基準の同店では、ここくの麦味噌がタカさんイチオシということもありオープン当初から大人気。

このあわせ味噌は、15/eさんおすすめの自然栽培米を使用。麦味噌よりも甘く仕上げたお味噌で、香りは麦味噌に比べると劣るものの、甘みのおかげでなんでも使いやすいのが特徴です。

具沢山のお味噌汁ならあわせ味噌、と私はよくオススメしていますが、実際、麦かあわせかは気分によって使い分けています。

九州で通常「あわせ」として売られているのはほとんど米糀のものが多いですが、こちらは米と麦の比率は5:5。麹の量も通常の倍、二十割麹という贅沢味噌です。

販売は15/eさんの店舗か、オンラインショップから。ついでに麦味噌のコメントも覗いてみてください。たくさん書いてくれてあって本当に嬉しいです☺️